元気になりたい時に、読むと効果のある”おとなの絵本”

なんとなく元気が出ない、子供の時には一日寝ればすぐに元気回復。すでに大人のわれわれは、そんな単純にはできていません。すぐに効果はあるかはわかりませんが、それでも、少しばかりは元気になれるような絵本があります。こいうのって理屈ではないとアルフレッドは思うんですよね。まずは、近くの本屋さんや、図書館で手にしてみてください。元気のきっかけが掴めるかもしれませんよ。

明るい未来を想像したい時に効果のある絵本|とべ! ちいさいプロペラき(小風さち(著),山本忠敬 (イラスト)

とべ! ちいさいプロペラき (こどものとも傑作集)

自分には、まったくできないのに簡単にやってのけてしまう、先輩や上司。 にくらしいぐらいきちんと、しかも短時間でこなしてしまう。
「あと、3年であんなふうに自分もなるのかな?」
アルフレッドも日々、そのように思いながら会社勤めをしていました。

3年が経過しても、アルフレッドの場合は格好いい先輩のように振るまうことができませんでした。その代わりといってはなんですが、3年後、自分なりのポジションを見つけ、そこの場所でやっていくことができるようになりました。

「とべ!ちいさいプロペラき」の主人公は、ちいさいプロペラ機。明日ははじめてのフライトですが、どうも自信がありません。そんな時、同じ格納庫の中で、とても大きなジャンボジェットさんと出会います。

いまの自信のないことを正直にジャンボジェットさんに打ち明けるとどうすれば、うまくいくのかいろいろとヒントをくれます。そして、フライト当日…とにかくこの絵本は、絵がキレイです。
後半のクライマックスの部分なんか、もう、映画を見てるみたいです。
プロペラきに少しでも感情移入できれば、あなたの未来もきっと前向きになってくるのではないでしょうか?

ヒント:気持ちひとつで、どんなことでもできるようになるさっ!

 

失敗した時、元気を取り戻したい時に効果のあるおすすめの絵本|(富士山にのぼる),石川直樹

富士山にのぼる

今取り組んでいることで花開かせるのってそんなに簡単じゃないですよね。たまーに、ラッキーで宝くじに当たったような人がいますが、そこで得たものってあまり達成感みたいなものはないんだと思います。

苦労して、苦労して、、、何度も失敗を重ねて、努力を積み重ねて得た結果だからこそ達成感を得られるのではないかと思います?

アルフレッドも、小学生の頃、校内のなわ飛び大会で優勝したことがあるんです。でも、そこには自分でも今考えると壮絶な努力がありました。
毎日学校から帰ってくると、わき目も振らず、必死になわ飛びと格闘。誰もなし得ていない、二重飛び連続100回に挑み続けました。二重飛びは元々できたのですが、そこに誰もなし得ていないことを自分に強要して
みたのです。おそらく、そのことだけに集中したからあんなバカげた挑戦ができたんだと思います。

今の自分だったら、きっとやれないと思います。

それでも、何日もかかって100回連続二重飛びができた時は、めちゃくちゃ嬉しかったです。そして、その自信がきっとなわ飛び大会にも出たんだと思います。回りの猛者たちが脱落する中で、気が付けば最後まで自分一人が残っていた感じで結果、優勝していました。

そんな達成感…おとなになったわれわれって最近味わっていないように思いませんか?そんな時に短い時間(時短)で達成感を感じる絵本をご紹介します。それが、この「富士山にのぼる」(富士山に登る)なんです。

別に普通に夏山の富士山に登るのくらい、経験してるよって人も大勢いるのかもしれませんが、この本はあえて厳しい冬の富士山に登頂するまでを、写真と文章でドキュメンタリータッチで描いています。まさに、テレビのドキュメンタリー番組を見ているようです。でも、それが絵本だから、いいんだと思います。いつでも、どこでも何度でも見ることができるのです。読み終わった後、なぜかしら、コーヒーが飲みたくなってしまった アルフレッドでした。

ヒント:何かで失敗した時なんかに読んでみると元気をくれるかもしれません!

「生」を感じとることができる絵本|(どうぶつさいばん ライオンのしごと),竹田津 実,あべ弘士どうぶつさいばん ライオンのしごと

普段の通勤生活や日常生活では、われわれはあまり生きているという実感などわかなく生活していると思います。

ところが、一旦怪我をしてしまって歩けなくなったりとか風邪がひどくて何日も寝込んでしまったりしたときとかそんな弱ってしまった時、普段は意識していなかった「生」というものが気になってしまったりしませんか?

アルフレッドも、ちょっとした風邪で数日動けなくなってしまっただけで、「このままさらに弱り続けてしまうのではないか?と変に弱気になってしまったりします。

そんな風邪で寝込んでいる時に読んで、元気になれる絵本があるんです。
それがこの「どうぶつさいばん ライオンのしごと」です。

タイトルからして、ちょっと想像してしまいますよね。だって、一般的にライオンのしている殺傷行為というのは普段のわれわれの既成概念ではそれがあたりまえと思っている自然の摂理だからですでも、それが、殺される側の動物の論理で考えてみればそちらは被害者なわけなのですよね。
そうやって考えてみると、裁判という舞台ではライオンは完全に悪者(犯罪者)になってしまいます。でも、この絵本ではそういう結論にはもっていきません。ちょっと読んでみてどう思うか感じてください。

アルフレッドは、「生」というものが、多くの犠牲と支え合いから成り立っているのだと改めて感じました。ほんの少しですが元気のパワーもチャージできるのではないかと思いますよ。なにも感じずに、生きている。これだけで、最高の幸せなのかもしれませんね。


ヒント:弱っている時に読むとほんの少し元気になれるかもしれません。