(おなら犬ウオルター),ウィリアム・コツウィンクル,グレン・マリー,三辺 律子|自分が役たたずだと思っている人におすすめの絵本。これが、全米で100万部ミリオンセラーのお話です。

おなら53

おとなになると、なんで自分にはこんなに才能が
ないのだろうと思ってしまいがちです。

特に、同僚と比較したとき、兄弟で比較したとき
など、どうしようもなく自分の役たたず加減に腹
がたってしまったりもします。

アルフレッドも、学生時代のころ、同級生で恐ろしく
絵がうまい友人がいて、自分よりうまくて、しかも
早いというおまけまで付いているのです。いくら絵が
好きでも、こんなに才能が違いすぎていてはこの先
絵を書いていても辛いだけだと思い、それを気付いて
からはほとんど絵を描かなくなった経験を持っています。

そんな、自分が役たたずでどうしようもないと思って
しまっているときにおすすめの絵本がこちらの
「おなら犬ウォルター」シリーズです。

ウォルターはどこにでもいる平凡な犬。
でも、くさーいおならばかりするマイナス要素100%。
そんな犬でも、子供達はウォルターが大好きです。
父親から飼うのを反対されるウォルターは果たしてどう
なってしまうのか?というお話です。

ウォルターとわれわれのちょっとした違いは、おならが
臭いという100%マイナス要素のハンディキャップを背負って
いること。作者のウィリアム・コツウィンクルさんは、この
本の冒頭で、
「わかってもらってないとか みとめてもらってないと
おもっているすべてのみなさんへ」
と語りかけています。

話はとても面白く仕上がっていて、さすが全米100万部の
ミリオンセラーだなあーと感じます。ちょっとだけ、心が
軽くなる瞬間があるかもしれませんよ。

最後に、アルフレッドは時間が解決してくれたのか最近、また
性懲りもなく絵を描きはじめています。過去のトラウマから
少しだけ解放されたのかもしれませんね。

ヒント:マイナス要素はいつでもプラスになる可能性を秘めていますよ!