その昔、”モノより思い出”というキャッチコピーの
車のCMがありました。
確かに、お土産を沢山買うことに夢中になったとしても
モノはあとあとまで残るかもしれませんが、
そこに行った楽しかったという記憶は残らないかもしれませんものね。
とはいえ、そんなモノを見てあの時、あんなことがあったなー
っと思い出すことも結構あったりしますよね。
あのサブカルチャーで有名な、みうらじゅんさんなんか
は、いやげものといって、さまざまな各地の土産物の中で誰も欲しがらない
嫌なものばかりをコレクションするという珍妙なことをやっていました。
でも、確かに、まともじゃないくらいの方がそこに
行ったことだったり、そこで起こったことを印象深く
いつまでも記憶しているのかもしれませんよね。
あなたにとっての、モノの思い出はなんでしょうか?
アルフレッドも、そんな自分でいつ買ったのかわからないような
珍妙な品の数々が、財布の中に入っていたりします。
一番変なのは、とある美術展で購入した、エジプト文字で書かれた
『富』と刻まれた、金属の破片でしょうか。実際のところは
富が溜まるわけではなく、富は出ていくばかりですね(笑)
そんなモノの思い出について書かれた絵本があります。
それがこの「マッチ箱日記」です。
小さな女の子が、おじいちゃんの部屋で
とあるマッチ箱を見つけるところから始まります。
そのマッチ箱の中にあるものが入っています。
実は、それこそが、おじいちゃん達家族のルーツを遡る物語が
隠されていたのです。
なんだか、謎めいていますが、ある一家の歴史の
数々がマッチ箱の中におさめられているんです。
とても興味深いわれわれが習った歴史とは違う庶民の歴史が
そこには刻まれています。歴史の授業は年号を覚えることが多かった
かもしれませんが、そこには本当に誰かが生きた歴史のお話があるの
です。アルフレッドは、その話につい引き込まれてしまいました。
NHKで以前放送された-映像の世紀-にはそこら辺のこともリアルな
映像として残されているかもしれませんよ。
あなたの部屋のあるモノにもきっと何かの歴史が刻まれて
るのでしょうね。
ヒント:今夜は自分の周辺の持ち物の歴史を振り返ってみてはどうでしょうか?
