ただ組織の中で流されているように思ってしまった時におすすめの絵本|(たっぷどこへいく (世界傑作絵本シリーズ) ),ベングトソン,Anna Bengtsson,オスターグレン 晴子

たっぷどこへいく (世界傑作絵本シリーズ)

組織の中で生きていくっていうのは
なかなか難しいものがありますよね。

ただ、流されてるだけでも、リストラの
対象になってしまったりしますし、かと
いって、あんまり文句ばかり言っていても
回りに人が付いてきてくれないし。

組織人として生きていくためには上も下も考えながら
自分の位置(ポジション)を見つけながら、
泳いでいかなければなりません。

アルフレッドも、今でこそ独りで活動できることが
多くなりましたが、会社員時代にはそれはもう
自分の立ち位置のことばかり考えて行動していたこと
があります。これを言えば、上の人に対して角がたつし
でも、言わないままだと、こいつは何を押し付けても
やるやつだ。っと思われてもしゃくだったりするので
少しだけ、反発心を見せてみたり。と、
組織的にどこの位置に自分がいるのか、位置取りばかり
を気にしていた毎日を思い出してしまいます。

ただ、組織というものを考えるとやはり、位置取りは
重要な部分を持っていて、成績がずば抜けて良い場合を
のぞいては、ある程度は処世術としては致し方ない部分な
ようにも思います。

今回のおすすめの大人の解釈の絵本としては、
そんな組織の中での位置取りを考えながら読んでみては
どうかと思います。

おすすめする絵本は、「たっぷどこへいく」です。
その昔、ツムラのコマーシャルでデニスホッパーの
アヒルのおもちゃを使ったCMがありました。

https://www.youtube.com/watch?v=04A69QNdESc

こんなアヒルが、工場で作られた後、船荷で積まれて
どこかに運ばれていく時に難破してしまいます。
アヒルのたっぷの物語が始まります。
ちょっと自分の状況と重ね合わせてみるとより面白く
読みながら普段考えないところまで考えるようになっていると
思いますよ。

ヒント:アヒルには流されるすべしかないかもしれませんが
人間には違う選択しもあると思います。