明日から会社に出勤しなくて良いことになったら。
そんな話をここ最近よく耳にするようになりました。
急激な社会の構造変化、または、行き急ぐグローバリゼーション
価格競争の果てなど、、、
原因はいろいろとあるのでしょうが、自分がリストラに
なってしまった現実には代わりありません。
実は、何を隠そうアルフレッドも会社の業績不振により
部署ごとリストラを命じられてしまい、明日からの職を
失ってしまったことがあります。
まだ、30歳にもなる前だったので、次の職を探すのに
さほど時間はかかりませんでしたが、年齢が上がれば
上がるほど再就職は困難となってくるのではないでしょうか。
そんな、自分の力ではどうしようもない状態にあるときに
救われる絵本「ノアの箱船」はいかがでしょうか?
神は地上に増えた人々が悪を行っているのを見て、これを
滅ぼすとし、正しく歩んでいるノアの一家だけに箱船の建設を命じ、
これに従ってノアの一家は巨大な箱船を建設します。
雲が一つ、二つ現れ辺りは真っ黒い雲で覆われ始め雨が降り出します。
ノアは多くの、動植物を自分の船に乗船させてあげます。
そして、全部の動植物を乗せた後、何日にも渡り豪雨が降り続けること
になるのです。
今の時代に当てはめて考えてみると、行き過ぎた文明に対する警告ともとれ
るのかもしれません。
小さい時にこの話を聞いたり、映画で見たりといった経験がある方は
結構いると思いますが、絵本で見るのはまた違った感覚が得られると
思います。
絵はペン画タッチなので、絵本の特有の色使いがキレイではありません。
ほとんど白黒表現のみで描かれています。
動植物の緻密な絵と船の構造物の絵がとても大きく全体像を現していて、
神の目の視点になった感覚を得られると思います。
お話の結末は読んでみて確認してください。あなたの未来も少しは明るく
なるように思います。
ヒント:明けない夜はありません
