(ぼくのブックウーマン),ヘザー ヘンソン,デイビッド スモール,藤原 宏之|何かをやる気にさせるきっかけをもらえる絵本。

ぶっくうーまん36




絵本のサブスク


子供の頃、アルフレッドは逆上がりが大の苦手
でした。何回やっても、友達みたいにクルッと
うまく回れないのです。いつも、お尻からズドンッ
っと落ちてしまっていました。

そんな時、逆上がりのとてもうまい友人が一言、
「右手と左手をそれぞれもち方を逆にしてやってみな!」
と言ってくれたのです。

素直に、その言葉を聞いてやってみると、
あれだけできなかった逆上がりが一回でできるように
なってしまったのです。今考えると、できるように
なるまでの練習量は、ある程度やっていたのであとは
何かのきっかけだけだったんでしょうね。

みなさんにも、そんな経験はありませんか?

できないことができるようになる喜びって
誰でも少しぐらいは味わったことがあると思います。

そんな何かができるようになるきっかけを与えてくれる
ような本がこちらの「ぼくのブックウーマン」です。

いまから約80年ほど前のアメリカケンタッキー州での
お話です。家の近くに学校もお店も図書館もない、
つまり教育そのものがないような場所です。
そんな辺鄙な場所に馬一頭と女性の体ひとつで、無料の
本の貸し出しをしてくれる女性図書館員とカルという
少年の物語です。カルは高い山の上に住んでいるので
学校へ通うこともできず、本も読めません、そこにある日
馬に乗った女性がカルの家に現れます。

読んだ後、勇気と新しい何かをやれるきっかけを掴めると
思いますよ。ちょっと落ち込んでいる時なんかにも
効果があるように思います。

アルフレッドからのヒント;努力さえ常に忘れていなければ、成功へのきっかけは
周辺に転がっているのかもしれませんよ!

この記事のまとめ

  • 子供の頃アルフレッドは逆上がりが苦手だった
  • 友達のアドバイスで手の持ち方を逆にすると一回で成功
  • 練習量はあったがきっかけが必要だった
  • できないことができるようになる喜びを多くの人が経験
  • 「ぼくのブックウーマン」はそんなきっかけを与える本
  • 約80年前のアメリカケンタッキー州が舞台
  • 学校も図書館もない辺鄙な場所での話
  • 主人公は本を読めない少年カル
  • 馬に乗った女性図書館員が無料で本を貸し出す
  • 読んだ後に勇気と新しいことへのきっかけを得られる
  • 落ち込んでいる時にも効果的

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