
子供の頃、アルフレッドは逆上がりが大の苦手
でした。何回やっても、友達みたいにクルッと
うまく回れないのです。いつも、お尻からズドンッ
っと落ちてしまっていました。
そんな時、逆上がりのとてもうまい友人が一言、
「右手と左手をそれぞれもち方を逆にしてやってみな!」
と言ってくれたのです。
素直に、その言葉を聞いてやってみると、
あれだけできなかった逆上がりが一回でできるように
なってしまったのです。今考えると、できるように
なるまでの練習量は、ある程度やっていたのであとは
何かのきっかけだけだったんでしょうね。
みなさんにも、そんな経験はありませんか?
できないことができるようになる喜びって
誰でも少しぐらいは味わったことがあると思います。
そんな何かができるようになるきっかけを与えてくれる
ような本がこちらの「ぼくのブックウーマン」です。
いまから約80年ほど前のアメリカケンタッキー州での
お話です。家の近くに学校もお店も図書館もない、
つまり教育そのものがないような場所です。
そんな辺鄙な場所に馬一頭と女性の体ひとつで、無料の
本の貸し出しをしてくれる女性図書館員とカルという
少年の物語です。カルは高い山の上に住んでいるので
学校へ通うこともできず、本も読めません、そこにある日
馬に乗った女性がカルの家に現れます。
読んだ後、勇気と新しい何かをやれるきっかけを掴めると
思いますよ。ちょっと落ち込んでいる時なんかにも
効果があるように思います。
アルフレッドからのヒント;努力さえ常に忘れていなければ、成功へのきっかけは
周辺に転がっているのかもしれませんよ!
この記事のまとめ
- 子供の頃アルフレッドは逆上がりが苦手だった
- 友達のアドバイスで手の持ち方を逆にすると一回で成功
- 練習量はあったがきっかけが必要だった
- できないことができるようになる喜びを多くの人が経験
- 「ぼくのブックウーマン」はそんなきっかけを与える本
- 約80年前のアメリカケンタッキー州が舞台
- 学校も図書館もない辺鄙な場所での話
- 主人公は本を読めない少年カル
- 馬に乗った女性図書館員が無料で本を貸し出す
- 読んだ後に勇気と新しいことへのきっかけを得られる
- 落ち込んでいる時にも効果的
