
おとなになると、付き合いも子供の頃とは
違い少々打算的にもなってくると思います。
どうしてもおとなになると自分にとってお得な
ことばかりを考えてしまいがちではないでしょうか?
どうすれば、少しでも得ができるのか?
多くの場合が、情報なのでしょうね。
お金儲けの情報だとか、どうやったらもてるのか?とか
最新のお店の情報だとかを、仲間と情報交換という名の
ギブ&テイクをしているのではないでしょうか?
最近だと、リアルなコミュニケーションもどんどん
少なくなってきて、SNSだとかツイッター情報だとか
ネット検索とか、、、さらに怪しくなってくると情報商材
とかになってくるのかもしれません。
アルフレッド的には、ネットで仕入れた確かめられない
情報よりは、実際に怪我をしててでも体験した情報の方が
学ぶことも多いとは思いますが、、、、
そして、今回おすすめしたいのがそんなギブ&テイクの
ギブ(もらう側)のことについて考えてみるのにおすすめな
本がこちらの(おおきな木)となります。
なんと、訳はあの村上春樹さんです。
この本はとても有名で1960年代に書かれていてすでに30か国
の国で翻訳されているロングセラーだそうです。
ある少年が友達として遊んでくれている一本の大きな木との
物語です。少年が少しづつ成長していくにつれ、人生の分岐点
で少年は木にギブを要求していくのです。年齢がいっている人
ほど物語の重さがわかると思います。
村上春樹さんの訳も絶妙で、どんなに年をとっても少年は少年と訳されて
いて、そこに時間がうまく表現されているんだなあーっとアルフレッドは
感じました。みなさんはどう感じられるでしょうか?
現在、分岐点に立たされているようなおとなの方は読んでみると
いいと思います。一度読んでも、その分岐点を過ぎた後、また読んで
みるとまた違う印象となるのかもしれません。
シンプルでありながら、とても深イイ絵本です。
アルフレッドからのヒント:人生で大事なものはギブ&テイクの中にあるのかもしれません。
この記事のまとめ
- 大人になると付き合いが打算的になりがち
- 自分にとってお得なことを考える傾向がある
- 情報交換をギブ&テイクとして行うことが多い
- 金儲けや人気、最新のお店の情報が話題になる
- SNSやツイッター、ネット検索が情報源として増えている
- 情報商材など怪しげな情報も出回っている
- 実体験に基づく情報の価値を重視する考え方がある
- 「おおきな木」はギブ&テイクのギブに焦点を当てた本
- 訳者は村上春樹で、1960年代に書かれたロングセラー
- 少年と一本の大きな木との物語で、人生の分岐点を描く
- 村上春樹の訳は時間の経過を巧みに表現している
- 分岐点に立たされている大人に読むことを推奨し、異なる時期に読むと印象が変わる可能性を示唆している
