年をとればとるほど、自分に対する
誤摩化しがうまくなっていってるように思いませんか?
子供の頃は、うそがめっぽう嫌いだったのに
どんどんうそに対しても抵抗がなくなっていったりして
いませんか?おかしいな?っと思ったことがあっても
つい、見て見ぬふりをしてしまう。
また、学生の頃は自分なりの意見というものをあんなに
きちんと持っていたのに、いまではその意見はおかしいな?
っと思っても、面倒臭いから合わせていれば特に意見衝突も
起こらないからいいか、、、っと。
アルフレッドもあてはまることが多いように感じて
しまいますが、いまのおとなの多くがこうやって
毎日を自分を消費させないように、消費させないように
っと思って省電力人間として生きてしまっているように
思います。
別にみんながみんな何かの活動をしたらいいとかそういう
ことではなくて、意識の問題なんだと思います。
「それはおかしいな?」っと思う意識が大事なんだと思います。
いまのあなたは、そういう意識って常時持ち歩いていますか?
そんな自分の現在の生き方はどうなのか?をビシビシとおとな
のわたしたちに問いかけてくる絵本がこの「はじまりの日」
なのです。
ボブディランのforever young という曲の詩のエッセンスを
絵本の中に盛り込んでいます。このforever youngの歌詞は未来の
子供へのメッセージともうけとめられる内容なのですが、
未来の子供に託されたその後のおとなたちへむけて、あなたの
現在はどうなのか?っと問いかけられているようにも受け取れます。
これだけメディアが氾濫している現在、自分の頭で考えるよりも
楽なことは沢山ありますが、この絵本を見開いてみれば、
自分の頭で考えることの大切さをもう一度理解してくるように思います。
世の中の人、ひとりひとりが自分なりの意見を持つようになること、
それだけで人類は少しだけ幸せになれるような気がします。
ヒント:実際のforever youngも聴けるので聴いてみるといいですよ!
