仕事だったり、遊びだったり、イベントだったり
毎日、いろんなところでふと誰かと出会っては
それが短い出会いで、一瞬だけなのに、なぜか後
まで気にかかるようなことってありませんか?
アルフレッドも、通勤電車内で毎日会う人が居て
その人がなんだかとても気になる風貌で、なんとなく
あーあの人毎日いるんだよなー 何の仕事してるのかなあ?
などと気になったりしたことがありますが、
そんな風に思ってると、あれだけ毎日会っていた人なのに
ある日を境に、スーっと風のようにどこかに消えていなくなってて
自分の中に思い出だけは残っていたりする。
そんな経験って誰しもあるのではないでしょうか?
毎日、毎日、われわれは、そんなり関わりはなかったとしても
世界のどこかの誰かと出会っては別れてを繰り替えしているのかも
しれませんね。
今回ご紹介したい絵本は、そんな一期一会がテーマになっている
絵本です。「スノーマン」一時、テレビCMなどをやっていたので
知っている方も多いかもしれませんよね。
絵本といっても、この絵本は言葉が出てきませんので文字通り、本物
の絵本です。ストーリーは、主人公の男の子が雪が降ってきたので
自分の表玄関に雪だるまを作ります。その夜、雪の様子と雪だるまを
見にいったところ、その雪だるまが歩き出してきて少年と遊んでくれる
というお話です。
ちょっと毛色は違いますが、アルフレッドの子供の頃、魔法使いサリー
ちゃんで似たような話がありました。こちらは、寒い冬の日に雪だるまが
サンドイッチマンのアルバイトをしているのですが、自分はサンドイッチマン
ぐらいしかできることがないと思っています。ところが、近くで火事が起こり
そのサンドイッチマンが炎燃え盛る中、自分の身を投げ込んで役にたつという
お話です。スノーマンはそこまでドラマチックではありませんが、われわれの
心に一期一会の出会いと別れの大切さみたいなものを暖かく伝えてくれると
思います。
ヒント:どこにいようと我々はほんの一瞬でも出会いと別れを繰り返しているように思います。
