自由というと立場によっていろいろな意味合いが
あると思います。
人によっては、何かからの束縛的状況から
抜け出したい(逃げたい)ということもあるでしょうし、
人によっては、その何かからの束縛的(逃げたい)状況から抜け出す
為に手伝う協力者という立場もあるかも
しれません。
最近、世間的によく耳にするのが、家庭内暴力
いわゆるDVというものかもしれません。
この場合は、夫婦間で男性側から受ける虐待的
行為に苛まれている女性がどうにもならなくなって
自由を求めているケースが多いようです。
なかなか家庭内の状況というのはそれぞれ
個々の事情があるので把握しにくいのですが
このところの経済不安などの要因からか、増加傾向
にあるようです。
もし、お知り合いに悩まれているような方がいたら
DVシェルターのようなDV駆け込み寺への相談を
おすすめします。
http://nwsnet.or.jp/index.html
今回アルフレッドがご紹介したい絵本は、アメリカの黒人たちが
自由を求めて行動するストーリー、勇気づけられる絵本
「じゆうをめざして」です。
具体的ストーリー的には、捕まっている奴隷の状態から
抜け出した黒人たちが夜を逃亡していくさまを描いています。
現在、精神が何かに束縛されている状況の人であればきっと
自分とと重ね合わせてみることができると
思いますよ。たとえば、会社組織だったり、恋人との関係だったり
自分自身だったり。
(未来のあるエンディングを迎えるのでご安心ください)
ここには、その逃亡を手伝ってくれるような立場の人
も出てきます。実際にも、「自由への地下鉄道」という
組織があって、まるでそこにいけば、自由への道筋を案内
してくれるような組織だったということです。
とにかく、現状、もうどうしようもないな状況にある場合、
戦っても改善がまったくされないということもあります。
後ろ向きな解決策かもしれませんが、選択肢として
逃亡や然るべきところへの相談などしてみるというのも自由への活路が
見いだせるかもしれません。尾崎豊もその昔歌っていました。
”その-支配からの-卒業!”
ヒント:精神が自由であることって、一番大事なことかもしれません。
