上司から、だれもやりたくない仕事をおしつけられて
ばかりいる環境に置かれたことが、アルフレッドに
はあります。
本当は、やりたくなくても一番自分が下っ端なので
やらなければ組織が回らないのも事実。
仕方なく、ゆっくりしたペースで仕事を始めると
また、上司から、、、やれペースが遅い!やれもっと早くやれ!
っと言われ。
目つきだけは、反抗するも、実際には言い返すことも
できず、実質的にはイエスマンに、、、。
まさしく似たような環境下におかれているような人
結構いるんじゃないですかね?
ここ最近の企業は利益主義、効率主義の名のもとに
潤滑なコミュニケーションや個人の尊重などはないがしろ
にされる傾向があるのではないかと思います。
毎月の給料の為に、家族の為に、明日の為に、
イエスマンにならざる状況っていうのは確かにあります。
手を握りしめてじっと耐える。耐える。耐える。
でも、こころの中では、ほとんど人格を無視されたことへの
怒りも溜め込んでしまっているのも事実。
そんなどうしようもない憤りを感じてしまったときに
すこしほっとする絵本。「オレ・ダレ」をおすすめします。
暗闇の中に、現れるなぞの黒い影。
みんなそれぞれ、違う形をしていて、オレダレだ?っと聞いてきます。
キリンやゾウやコウモリや、アフリカの大地に住んでいるような動物たち
の夜をコミカルにイラストタッチで表現しています。
このタイトルにもあるような「オレ・ダレ」というのは
まさしく、イエスマンになってしまっている自分と重なるのでは
ないでしょうか?
オレ・アルフレッド、、、
オレ・○○○、、、
と本当は言いたいのではないでしょうか?
この絵本を見て、客観的に自分を捉えてみるのはどうでしょう?
チーターは
オレ、はしるのがはやい。たぶん、せかいでいちばん。
と自分の特徴を言い放ちます。
じゃあ、、、自分の場合は、、、
オレ、○○するのがいちばんうまい。たぶん、せかいでいちばん、、、。
ヒント:おそらく、自分のいいところを一番しっているのは自分なんだと思います。
