海をみつめながら自分の今後のことについて物思いにふける。
そんな時間って、人生においては案外大切なのかも
しれません。アルフレッドが実際にやっていたりします。
別に海じゃなくても、森林だったり、時には青い空
だったり、少しだけぼんやりしながら考える時間。
今の自分の精神状態や、置かれている状況、今後取り組んで
みたいこと。どうにもならないこと、、、あれやこれや、、、
そんな少し物思いにふけりたいときにおすすめの絵本が
こちらの「哲学するゾウ フィレモンシワシワ」となります。
変なタイトルの絵本と思われるかもしれないですが
書いたのは、あのミヒャエル・エンデです。
ネバーエンディングストーリーは、多くの方が映画を
見たのではないでしょうか?エンデの作品はファンタジー
を強く思い描くかもしれませんが、裏テーマとしては
現代社会を鋭く風刺していたりもします。
晩年は、全世界が支配する金融システムに対する提言
などもしていたりします。
ある日、ゾウはこの美しい大空や月に比べてなんで自分
はちっぽけな存在なのだろうと思います。そして、反対に
ハエ(蠅)たちは、みんなから嫌われているのに腹をたて
この世でいちばん偉いのは自分たちだと主張します。
そんな内容の絵本です。
この絵本は、現在置かれている立場によって見方が変わる
のかもしれませんね。
現在の自分が非常に調子がよくのっているのであれば、ゾウ
の立場になってこの絵本を解釈するでしょうし、現在の自分
に不満があるのであれば、ハエ(蠅)側の立場になってこの
絵本を解釈するかもしれません。
みなさんは、どちらに力点を置いて解釈なさるでしょうか?
アルフレッドは、現在の時点においては一番トラに感情移入できた
ように思いました。
アルフレッドからのヒント:物事を考えるときは大きな世界で考える方がいいのかもしれません。
この記事のまとめ
- 海や自然を見つめながらの思索は人生において重要
- 自分の精神状態や将来の展望について考える時間を持つことの価値を示唆
- 「哲学するゾウ フィレモンシワシワ」は思索にふける際におすすめの絵本
- 著者は「ネバーエンディングストーリー」で知られるミヒャエル・エンデ
- エンデの作品にはファンタジーの裏に社会風刺が含まれている
- エンデは晩年、金融システムへの提言も行っていた
- 絵本はゾウとハエを通して自己の存在意義と他者との関係を問う内容
- 絵本の解釈は読者の現在の立場や心境によって変わる可能性がある
- 調子がいい時はゾウに、そうでない時はハエに感情移入するかもしれない
- アルフレッドは自身の感情移入の対象としてトラを挙げる
- 読者にどの視点で物語を捉えるか問いかける
