(エロイーサと虫たち),ハイロ ブイトラゴ,ラファエル ジョクテング,宇野和美|これから新天地に向かう大人におすすめの絵本。

新しい環境への移動は、期待と同じくらい多くの不安を伴います。私たちのほとんどは、新たな場所での生活に対する緊張や恐怖を経験しています。そんな中、「エロイーサと虫たち」という絵本が、新しい世界へ踏み出す際の心理的な壁をテーマにしています。この絵本は、新しくて見知らぬ環境での孤独や違和感を、主人公エロイーサの目を通して、グロテスクな虫の比喩を用いて描き出しています。子供たちにとってはやや衝撃的な内容かもしれませんが、新しい環境で立ち向かう勇気を与えてくれる一冊です。

エロイーサ0

引っ越し、転職、転勤、転属、さまざまな理由で
新しい場所でやっていかなければならなく
なったとき。

よく、期待と不安などと言いますが
おそらく不安の方が大きいのが普通だと
思います。

アルフレッドも、小さい頃、引っ越した
経験がありますが、転校生として最初に学校に
行ったときの恐怖感、いまでも覚えています。

おきまりの定番、先生が黒板に○○○○と
アルフレッドの名前を書いて、
「今日から、みんなのお友達になる○○○○さん
です。」と紹介が始まります。
異性物が来たとでもいわんばかりの形相でこちらを
凝視する生徒達。先生の紹介が一通り終わった後、
しばらく、間(ま)があってからのパラパラとした拍手。
今でも覚えています。

そんな、新しい場所での生活がこれから始まるおとな
の方へ向けておすすめしたいのがこちらの
「エロイーサと虫たち」とになります。

この絵本のすごいところは、アルフレッドが小さい時
に感じた、転校生を異性物でも見る目。
これをそのまま、自分の目線にして絵本にしてしまった
ところです。「エロイーサと虫たち」では、エロイーサと
いう女の子が新しい街にパパとやってきます。エロイーサ
に見える街に住んでる人はすべて気色の悪い虫に見えます。
学校でもそれは同じです。でも、やがて時間が経つにしたがって
じょじょにその虫たちにも慣れてくるのです。

それにしても、虫のグロテスクさ加減といったら半端ありません。
小さい子にこの本を読ませたら、10人中8人ぐらいが泣いてしまう
に違いありません。とてもインパクトのある本です。
これを読むと、新しい場所での厳しさみたいなものと同時に、
気持ちもピンとしてくるように思いますよ。思わず、前向きに
なってしまうような感覚になりました。


アルフレッドからのヒント:どんな場所でもきっといいところがあるのかもしれません。

この記事のまとめ

  • 新しい場所への移動は不安が伴うことが多い
  • アルフレッドは過去に引っ越しを経験し、新しい環境での恐怖を覚えている
  • 学校での転校生としての紹介は緊張するものだった
  • 生徒たちからの視線は異物を見るようなものだった
  • 最初の間のある拍手は忘れられない印象だった
  • 「エロイーサと虫たち」は新しい環境での違和感を描いた絵本
  • 主人公のエロイーサは新しい街で人々を虫として見る
  • 学校での経験も新しい街でのものと重なる
  • 時間が経つにつれて虫たちに慣れていくプロセスが描かれる
  • 絵本はグロテスクな虫の描写が特徴的でインパクトがある
  • 小さい子には強烈すぎる内容かもしれない
  • 絵本を読むことで新しい環境の厳しさと向き合う勇気が芽生える

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