(うみべのいちにち),ナタリー・テュアル,イリヤ・グリーン,とき ありえ|子供時代にタイムスリップ体験ができる絵本

うみべの1日1

物思いにふけるときに、ふと、自分の
生きてきた時間のどこかにタイムスリップしてみたく
なることってありませんか?

通勤電車の流れては消えていく車窓を
見ている時とか、会社の窓から見える
青空にぽっかりとした雲ひとつ見えた
時とか、、、ぼんやりした、たった数分
なのに、めちゃくちゃ長い時間どこかに
いってきてしまったような時ってありませんか?

まさに、タイムスリップのような感覚。

アルフレッドは、自然の風景とかを見た時とか
よりも、スターバックスでコーヒーを飲みながら
ふっかふかのソファーでゆったりした時間を過ごして
いる時にちょっとしたタイムスリップ感覚になること
があります。

人によって、タイムスリップのきっかけはさまざまだと
思いますが、忙しい日々にこういった空白の時間を入れる
ということは現代人にとってはとても大切なことなの
かもしれません。

そんな、ちょっとしたタイムスリップ感覚を得たい
とき、それも子供時代に戻りたくなったときに
おすすめなのが、こちらの「うみべのいちにち」と
なります。

ある兄弟、レロ(兄)、ロラ(妹)のうみべの一日
の風景です。年の頃は、兄が推定7~9歳、妹が推定4~6歳。
独特の絵のタッチ、体のまるみのラインとか
そこに兄弟がいるような感覚になってきます。
作者はフランスの方だそうです。波打ち際の感じとか
ザザザザザー とか脳内でBGMが勝手に鳴ってしまい
ました。特に話らしい話もないのですが、1カット、
1カット、頭の中に、自分の子供時代のことを思い出させる
には十分な演出なのではないか?とアルフレッドは思いました。

うみべのいちにち

アルフレッドからのヒント:脳内では、いつだってあの頃に旅できます!

心温まる物語、泣いた赤鬼のあらすじから学ぶ考え方や教訓について

この記事のまとめ

  • 物思いにふける瞬間はタイムスリップ感覚を味わうきっかけ
  • 通勤電車の車窓や会社の窓からの風景が、過去への旅の出発点になりうる
  • 日常のぼんやりとした瞬間が長い時間へとつながる感覚を提供
  • 個人によってタイムスリップのトリガーは異なる
  • 現代人にとって空白の時間を設けることの重要性
  • 子供時代に戻りたいときにおすすめなのが「うみべのいちにち」
  • 兄弟が主人公のストーリーで、年齢は推定7〜9歳と4〜6歳
  • 独特の絵のタッチが特徴であり、親近感を誘う
  • 波打ち際の情景描写が、脳内でBGMを鳴らすきっかけに
  • はっきりとしたストーリーはないが、子供時代の記憶を呼び覚ます
  • 脳内でいつでも過去への旅ができるというヒント