人生がつまらないと感じた時のおすすめの絵本

大自然の大きさを感じる絵本|(カポックの木),リン チェリー,みらいなな

カポックの木―南米アマゾン・熱帯雨林のお話

普段の生活の中で、自然の偉大さなどと いうのは、現代人の私たちにとってどこか疎遠な存在かもしれません。

ところが、ひとたび、ゲリラ豪雨にみまわれて みたり、大きな地震が起こったり、雪が降ったりしたりすると、都市の機能はすぐに麻痺してしまい ます。

そんな時、わたしたち個人、個人の存在など大自然から見たら本当にちっぽけなのものだと感じてしまいます。
アルフレッドも、ちょっとぐらいだから大丈夫と思い、普通タイヤで標高の高い山を登ってしまい途中から路面が凍ってしまいにっちもさっちもいかなくなってしまった経験をしています。 誰もが、こんな経験を持っていることとと思います。

 完全に、自然の存在そのものを忘れてしまっているのではないかと思います。

いろんなことで疲れてしまったり、先が見えなくなってしまったりしたときに、ちょっと自然を机の上で感じたくなった時におすすめの絵本がこの「カポックの木」となります。

 南米アマゾンの熱帯雨林は一年中気温が高く、半年以上も雨が降り続けるそうです。熱帯雨林のてっぺん(一番高い ところ)は、林冠部(カノピー)と名づけられているそうです。そしてこのカノピーは高い場所なので明るい光が差し込むため多くの動植物が暮らしているそうです。そしてカポックの木は湿気の多い熱帯雨林で成長しカポックを突き抜ける大木のこと を言うのです。

そんなカポックの木にひとりの男がやってきてこのカポックの木を切ろうとし始めるのです。

 絵もすごく綺麗でこれぞジャングルっ!って表現をしてくれて いると思います。また、動物の息使いまで表現されているような緻密さも見どころのひとつだと思います。

 普段感じない自然ということを改めて感じさせてくれる一冊だと アルフレッドは感じました。

ヒント:自然は普段は無言ですが、時に雄弁なのかもしれません。

今まで生きてきた中で一番大事な物は何か?を考えるときにおすすめの絵本|(いしのおもちゃ),イチンノロブガンバートル,津田紀子,バーサンスレンポロルマー|(いしのおもちゃ),イチンノロブガンバートル,津田紀子,バーサンスレンポロルマー
こどものとも 2013年 12月号 [雑誌]
あなたの人生で一番大切な物はなんですか?っと唐突に質問されたらなんと返しますか?もしかしたら、就職試験などでは多く質問される事柄なのかもしれませんね

この質問の答えには、その人の人生観や物の見方などがはっきりとその人柄が炙り出る質問なのだからなのかもしれません。

ストレートに「お金」と答える人もいるかもしれません。
 「人や友」と答える人もいるかもしれません。

アルフレッドも自問自答してみました。 答えは、「一般の目線と一般じゃない目線の複眼で物を見る力」っとなりました。つまりは、自分の中で面白いなーっと感じた物を
普通の人はこう見るんだろうなあーそして、変わった見方だとこういう風に見るんだろうなーっとその両方の視点を持ち続けること。
 常にこういう視点で世の中を見ているとある時、自分の中で勝手に化学反応が起こって、新しい企画を思いついたりするん ですよね。もっと簡単に言ってしまえば、「いろんな角度から物を見る力」ということになるのかもしれません。

ただ、企画を思いついてもそれが、実施され人が集まり、お金を生み出す。ところまで行かないとなかなか成功とはいえないのでしょうが…

そんな自分にとっての大事な物について考えさせてくれる
絵本「いしのおもちゃ」を紹介します。

お話の舞台は、モンゴル、日本の角界で活躍している力士には モンゴル出身者が多数いますよね。遊牧民の生活を子供の視点から描いています。ネムは広い砂漠の中に立つゲルで家族と暮らしています。ある日お母さんとらくだに乗って友達のフデルの家に遊びに行った時、変わった形の石を集めていてそれをうらやましく思います。
砂漠地帯では石そのものを見つけるのが非常に難しいことなのです。そんな時、ネムはお父さんと市場に行き、その周辺の小川でいろんな形の石を発見するのです。

 「いしのおもちゃ」を読むと遊牧民の子供の生活が少し垣間見えます。われわれとはまったく違う暮らしぶりに驚くかもしれませんが、アルフレッドは逆に新鮮さを感じました。 読み進めているうちにネムが最も大事なものがなんなのかが見えてくると思います。物質的な豊かさとは違う満足感はなんなのか?改めて考えさせられるように思いますよ。

ヒント:あなたにとっての一番大事な物ってなんですか?