all」カテゴリーアーカイブ

(バスがくるまで),森山 京 (著), 黒井 健|誰かと会うのが待ち遠しいときにおすすめの絵本。

バス停537

待つのが嫌いな人って、最近結構耳にします。
でも、恋人なら話は別じゃないですか?
本当は、早く会いたくて、会いたくて、、、
本心は誰でもそんな気持ちでいっぱいなんだと思います。

楽しみに待つことができるのって、とても心の健康状態が
良好な時なのかもしれませんね。

自分に少しでも余裕があるから相手を受け入れることが
できるんだと思います。

そんな翌日のデートの待ち合わせの時間、
待ち合わせ場所に1時間も早くいっておきながら、そんな
時にばったり、友人と鉢合わせ、デートと悟られたくない
もんだから、ちょっと街をふらふらしてしまい、気が付いて
みれば、待ち合わせの時間に大遅刻!

実は、アルフレッドはちょっとこのタイプでした。
まさに、アルフレッドの話と同じような話がこの
「バスがくるまで」です。

くまのこのおかあさんにもうじき赤ちゃんが生まれるので
おばあちゃんが時々、家事の手伝いをしにきてくれるのです。
そして、そんなおばあちゃんを迎えに、1時間も前からバス亭
に迎えにいくというお話。そこには、いろんな誘惑が待ち構えて
います。誘惑といっても、ちょっと楽しくなること。

本当に、うまく描かれている物語だと思います。
絵に描かれていな部分までこちらに想像させるテクニックは
文を書かれている、森山京さんはさすが広告会社のコピーライター
だけあります。出てくる登場人物もみんなかわいい動物ばかりなので
もしかしたらスタジオジブリなんかの短編として作ったりすれば
名作になる予感までします。

最近は、ディズニーアニメも長編ムービーが始まる前に1本
短編を見せたりしていますよね。これがまたよかったりするんですよね。

待つということがとてもポジティブに捉えられるように
なってくる絵本だと思います。

ヒント:会いたい人に会った瞬間のことをいつも心に思い描いていると
辛いことがあっても乗り越えられるかもしれませんよ。

(おなら犬ウオルター),ウィリアム・コツウィンクル,グレン・マリー,三辺 律子|自分が役たたずだと思っている人におすすめの絵本。これが、全米で100万部ミリオンセラーのお話です。

おなら53

おとなになると、なんで自分にはこんなに才能が
ないのだろうと思ってしまいがちです。

特に、同僚と比較したとき、兄弟で比較したとき
など、どうしようもなく自分の役たたず加減に腹
がたってしまったりもします。

アルフレッドも、学生時代のころ、同級生で恐ろしく
絵がうまい友人がいて、自分よりうまくて、しかも
早いというおまけまで付いているのです。いくら絵が
好きでも、こんなに才能が違いすぎていてはこの先
絵を書いていても辛いだけだと思い、それを気付いて
からはほとんど絵を描かなくなった経験を持っています。

そんな、自分が役たたずでどうしようもないと思って
しまっているときにおすすめの絵本がこちらの
「おなら犬ウォルター」シリーズです。

ウォルターはどこにでもいる平凡な犬。
でも、くさーいおならばかりするマイナス要素100%。
そんな犬でも、子供達はウォルターが大好きです。
父親から飼うのを反対されるウォルターは果たしてどう
なってしまうのか?というお話です。

ウォルターとわれわれのちょっとした違いは、おならが
臭いという100%マイナス要素のハンディキャップを背負って
いること。作者のウィリアム・コツウィンクルさんは、この
本の冒頭で、
「わかってもらってないとか みとめてもらってないと
おもっているすべてのみなさんへ」
と語りかけています。

話はとても面白く仕上がっていて、さすが全米100万部の
ミリオンセラーだなあーと感じます。ちょっとだけ、心が
軽くなる瞬間があるかもしれませんよ。

最後に、アルフレッドは時間が解決してくれたのか最近、また
性懲りもなく絵を描きはじめています。過去のトラウマから
少しだけ解放されたのかもしれませんね。

ヒント:マイナス要素はいつでもプラスになる可能性を秘めていますよ!

(せかいのひとびと),ピーター・スピアー, 松川 真弓| 組織の空気に押しつぶされそうなときにおすすめの絵本。

世界の40

何年も同じ組織に所属しているとどうしても
そこにある空気に自分が押しつぶされそうに
なってしまったりします。

江戸幕府は、約300年間に渡って、同じ組織
を用いて統治をしてきました。そして、その
時代の重々しい空気を打ち破ろうと幕末の獅子たち
が現れてくるわけですが、いずれにしても、世界は
広いんだということを理解して自分の立場がどう
あるべきかと考え彼らは行動したんだと思います。

そうやって考えてみると、その組織から抜けてしまう
のが一番簡単なことですが、もうちょっと外のことに
目を向けて見ませんか?

世界はもっともっと広くて大きいということがわかる
絵本がこの「せかいのひとびと」なんです。

冒頭に、”汝自身を知れ”とはよく言うけれど、
こりゃうまくいかないね、”他の者達を知れ!”
この方が効きめはありさ。

とギリシャの詩人の引用の訳から始まります。

とてもうまく、訳されていますよね。親近感がわいて
くる訳だとアルフレッドは感じました。

そして、あとはイラストでこと細かく、さまざまな
国の人の特徴、遊び、文化などが紹介されていきます。

真正面からというより、ちょっとだけ斜めな感じの
切り取り方がとても印象的で後まで残るように思います。
何度見ても飽きない作りになっているのかもしれません。

いつのまにか、絵本を見ながら世界に思いを馳せていると
思いますよ。まずは、この絵本で自分が気になるような
国や文化を探してみてはいかがでしょうか?もし見つかったりすれば
その後より深く勉強するきっかけを与えてくれるかもしれませんよ。

日本にいながら、世界を感じられるそんな1冊だとアルフレッド
は感じました。ちなみに、現在のその国のことをガイド的に知るので
あれば、「地球の歩き方」がおすすめかもしれません。

ヒント:世界を知れば少しだけ今何をすべきか見えてくるかもしれませんよ。

(さんざんまたせてごめんなさい),スズキコージ|自分の感性に自信がなくなってしまっているときにおすすめの絵本。

さんざん29

感銘を受けるものが何かというのは、まさに個人の価値観や経験に根差したものです。たとえば、芸術の世界では、ある人がゴッホの「ひまわり」に感動を覚える一方で、別の人にとっては特別な感情を喚起しないかもしれません。それでも、周囲の意見に影響されて「いい」と思うように自分を説得することがあります。これは、社会的承認の欲求や共感を求める人間の本能から来るものかもしれません。

しかし、このような傾向は、私たちの感性や個性をゆっくりと枯渇させていく可能性があります。特に職場のような社会的環境では、個人の感性よりも集団の意見や上司の好みが優先されがちです。アルフレッドのように、広告のデザイン案を選ぶ際にも、自分の感性に従うよりも上司の好みに沿った選択をすることが多くなります。これは、単なる仕事の一環として許容されることもありますが、長期間にわたると自分の感性が疑問視され、自己の判断力を失ってしまう危険があります。

このような状況は、日本全国、さらには世界中の多くの職場で見られる現象でしょう。上司の顔色を窺いながら仕事を進める中で、自分の感性や創造性を犠牲にしている人は少なくないはずです。そんな中で、自己の感性を取り戻すための一助になるのが、絵本「さんざんまたせてごめんね」です。

この絵本は、物語性やストーリーテリングの面で特筆すべき点をアルフレッドは見出せなかったかもしれません。しかし、アフリカの民族服を連想させるような鮮やかな色使いは、彼の感性に深く訴えかけたのです。芸術においては、ストーリーよりも色彩や形、質感など、他の要素が強く感情に訴えかけることがあります。この絵本は、そうした視覚的な美しさを通じて、私たちの内に秘めた純粋な感受性を呼び覚ますことができるのです。

「さんざんまたせてごめんね」は、自分の内なる声に耳を傾ける機会を提供してくれます。絵本を通して、私たちは日常から離れ、自身の感性に集中する時間を持つことができるのです。また、絵本は子どもたちだけでなく、大人にとっても新たな発見やインスピレーションの源泉となりうるものです。それは、単なる物語を超えた、色彩や形の純粋な美しさを通じて、自分自身の内面と対話する機会を与えてくれるからです。

この絵本は、それぞれのページで異なる色彩が展開され、見る人によって全く異なる感情や思考を喚起します。それによって、私たちは自分がどの色に引かれるのか、どのパターンが心を動かすのかということを再発見することができるのです。そして、自分だけの感性を大切にし、他人の意見に惑わされることなく、自分自身の美的感覚を信じる勇気を持つことができるようになります。

結局のところ、「さんざんまたせてごめんね」は、絵本という形を借りた感性の探求であり、自己発見の旅でもあるのです。自分の感性を信じ、群衆に流されずに自己の意見を持つことの重要性を思い出させてくれます。アルフレッドのように、自分の感性に疑問を感じている人々にとって、この絵本は新たな視点を提供し、内面の声に耳を傾ける勇気を与えてくれるでしょう。そして、それは私たちが自分自身に正直でいることの大切さを教えてくれる貴重なレッスンなのです。

最期に、作者のスズキコージさんのホームページがあるようなので
リンクしておきます。
http://www.zuking.com/

かなり、独特の世界観なので好き嫌いがはっきりしてくると思います。
こういう独自性の強いものを見ると、普段、抑えている自分の感性がむくむくと起きあがってくるのではないでしょうか?

すずきこーじの世界 

アルフレッドからのヒント:時には好きなものは好き、嫌いなものは嫌いと言ってみる

(ノアの箱舟),アーサー ガイサート,小塩 節|リストラになってしまったときにおすすめの絵本。

noaa

明日から会社に出勤しなくて良いことになったら。

そんな話をここ最近よく耳にするようになりました。

急激な社会の構造変化、または、行き急ぐグローバリゼーション
価格競争の果てなど、、、

原因はいろいろとあるのでしょうが、自分がリストラに
なってしまった現実には代わりありません。

実は、何を隠そうアルフレッドも会社の業績不振により
部署ごとリストラを命じられてしまい、明日からの職を
失ってしまったことがあります。

まだ、30歳にもなる前だったので、次の職を探すのに
さほど時間はかかりませんでしたが、年齢が上がれば
上がるほど再就職は困難となってくるのではないでしょうか。

そんな、自分の力ではどうしようもない状態にあるときに
救われる絵本「ノアの箱船」はいかがでしょうか?

神は地上に増えた人々が悪を行っているのを見て、これを
滅ぼすとし、正しく歩んでいるノアの一家だけに箱船の建設を命じ、
これに従ってノアの一家は巨大な箱船を建設します。
雲が一つ、二つ現れ辺りは真っ黒い雲で覆われ始め雨が降り出します。
ノアは多くの、動植物を自分の船に乗船させてあげます。
そして、全部の動植物を乗せた後、何日にも渡り豪雨が降り続けること
になるのです。

今の時代に当てはめて考えてみると、行き過ぎた文明に対する警告ともとれ
るのかもしれません。

小さい時にこの話を聞いたり、映画で見たりといった経験がある方は
結構いると思いますが、絵本で見るのはまた違った感覚が得られると
思います。
絵はペン画タッチなので、絵本の特有の色使いがキレイではありません。
ほとんど白黒表現のみで描かれています。
動植物の緻密な絵と船の構造物の絵がとても大きく全体像を現していて、
神の目の視点になった感覚を得られると思います。

お話の結末は読んでみて確認してください。あなたの未来も少しは明るく
なるように思います。

ヒント:明けない夜はありません

(百万回生きたねこ)(火の鳥),佐野洋子,手塚治虫|人生について考えるときにおすすめの絵本。

百万回732

人はなぜ、生まれ、なぜ死ぬのか?
それは、永遠の謎です。

そして限りある期限付きの人生をどう生きるのか?
これもまた人は一生抱えて生きていかなければいけない
命題でもあります。

より、深く考えれば考えるほど、わからなくなって
しまいます。
おそらく、答えなどはないのかもしれないと
アルフレッドは思っています。

しかし、現在、息を吸って生きている以上、
この命題は、常にわれわれの頭から消えることもありません。
ふと、そんなことが頭の中に浮かんできたようなときに
おすすめの本がこちらの「100万回生きたねこ」となります。

相当昔から、読み継がれている絵本です。
1977年10月20日が第1刷(初版)となっているので
昭和でいうところの昭和52年に最初に発行されています。

あるとき、ねこは、○○のねこでした。と
そこは、○○のところにはおうさま、海賊、マジシャン、
おばあさん とさまざまな、人のところで飼われては、死んでと
輪廻天性を繰り返していきます。

そして、あるとき、ねこはだれのねこでもなく生まれてきて
自分の人生を生きようとして、どうなっていくのかという
お話となります。

これって、ようく考えてみると、なんとなくテーマが
あの手塚治虫の「火の鳥」と似ているのかもしれませんね。
「火の鳥」は永遠の命を持つという火の鳥をさまざまな時代で
人々が追い求めていくという話ですが、「100万回生きたねこ」では
火の鳥の視点が、ねこの視点になっているように、アルフレッドは
思いました。

もし、興味があるのであれば、「火の鳥」も合わせて読むのも
おすすめします。ちなみに、「火の鳥」は、過去と未来の物語が
過去は、現在に向かって進んでいき、未来もまた現在に向かって
戻ってくるというようなとても面白い構成をとっています。
ただし、最後まで描くことなく手塚治虫さんは亡くなってしまった
ので未完です。

人類の決して解くことのできない永遠のテーマ。生死について
考えてみる一歩になるのかもしれません。

ヒント:おそらく10年しても古びない絵本だと思います。

(かわいそうなぞう),(ゾウとおじさん),土屋由岐雄,藤子・F・不二雄|できればしたくなかった選択をしてしまった時におすすめの絵本。

zou001zou002

本当は、裏切る気持ちなんてこれっぽっちもなかった

のに、会社の命令なので仕方なく取引先の業者を
切ってしまった。

とても仲良くしていた業者さんなのに、自分の会社の
業績が悪化してきたということもあり、相手の会社の
人のことなど何も考えずに取引を停止してしまった。

相手の社長さんから懇願され、単価をもっと下げる
からなんとかして継続してもらいたいとも言われたのに
これ、アルフレッドの実話です。

自分の気持ちとしては、裏切るようなことはしたく
なかったのですが、自分の会社が生き残っていくには
仕方ない選択。

そんな選択肢を選ばなければいけないことって大人の
わたしたちにはよく出くわすシーンなのかもしれません。

そんな、どうしようもなくなってしまったときに
おすすめなのが、この「かわいそうなぞう」と「
ゾウとおじさん」です。

日本が戦争時代、上野動物園の動物たちにも戦争の
暗い影が忍び寄ります。肉食系のライオンや虎などは
万が一、空襲で空から爆弾が降ってきて、檻が壊れて
逃げてしまったら二次災害に繋がってしまってしまう
ので、動物園の人たちが自分達の手によって始末しな
ければならなかったのです。それは、ゾウでも同じ
でした。

おそらく、多くの方が知っている話だと思います。
特に結末に大いに涙を流した方も多かったのではないでしょうか。

あまりにもかわいそうなお話。
これに、ちょっと味付けを加え、ファンタジックなハッピーエンド
で結んでくれるのが、ドラえもんのお話、「ゾウとおじさん」
なんです。アルフレッドのおすすめは、「かわいそうなぞう」を
読んだ後に、「ゾウとおじさん」を味わうことです。
漫画とアニメと両方あります。

じわじわと感動がこころの中に広がっていくと思います。

ヒント:もしかしたら、最後の一手がまだあるのかもしれません。

(フィボナッチ 自然の中にかくれた数を見つけた人),ダグニーズ,ジョセフ,オブライエン,ジョン,オブライエン,ジョン|自分の能力が活かしきれなくて悩んでいるときにおすすめの絵本。

fibo

自分の能力を活かしきれないで悩んでる人って
世の中にたくさんいると思います。

一番いいのは、その能力を使って経済的に豊かに
なることでしょうが、せめてそこまでできなくとも
ほんの少しでも世の中の役にたちたいと思うのも
本音だろうと思います。

アルフレッドも、コンピュータができるということで
採用された仕事だったのですが、実際に自分の得意な
ことはアイデアや企画を考えることで、そのことができる
アピールは何度もしたつもりでしたがその職場では叶える
ことができませんでした。

その後回り道をして得た経験を元に別の職場で自分の
希望を叶えることができました。

時には回り道も必要なのでしょうね。まさに、いま
似たような境遇にある人もいるのではないでしょうか?
自分は、本当は別のことなら力を活かせるのに、、、
本当は、隣のチームの仕事ならめちゃめちゃ結果をあげれるのに、、、

などなど、、、本意ではないことを仕方なくやってられる
人がもしかしたら世間の大半なのでしょうね。

でも、自分の中にあきらめないという炎が少しでも灯っている
なら、この「フィボナッチ 自然の中にかくれた数を見つけた人」
という絵本がおすすめです。

すでに、数学に詳しい方なら知っていると思いますが、
世にいうフィボナッチ数という自然界の神秘的な数的法則を
発見した人です。絵本の内容は、このフィボナッチの若いころ
数のことばっかり考えている、のうなしと呼ばれている時代
から始まります。

フィボナッチの家は商いをしていたので、父親はフィボナッチ
に変な数の研究なんかやめて一日も早く外国で商人の修行をして
もらいたいと思い外国へやります。しかし、そこで、また、
別の形で数と出会っていくのです。

結果的に回り道したことが、あの有名なフィボナッチ数発見
の糸口になったのです。いまでは、株価や為替などの値動きの
チャートの売買の役に立つ重要な判断材料としてまで使えるように
なっているフィボナッチ。自然界にあたりまえのように転がって
いる数字が実は人間のこころの中にも刻まれているのかもしれません。

フィボナッチもそうであったように、やりたいことを大成させる
には少しぐらい遠回りした方がいいのかもしれませんよ。

ヒント;やる気の炎さえ消えていなければチャンスはきっと巡ってきますよ!

(オレ・ダレ),越野民雄,高畠純|イエスマンな自分を悩んでいるときにおすすめの絵本。

oredareda

上司から、だれもやりたくない仕事をおしつけられて
ばかりいる環境に置かれたことが、アルフレッドに
はあります。

本当は、やりたくなくても一番自分が下っ端なので
やらなければ組織が回らないのも事実。
仕方なく、ゆっくりしたペースで仕事を始めると
また、上司から、、、やれペースが遅い!やれもっと早くやれ!
っと言われ。

目つきだけは、反抗するも、実際には言い返すことも
できず、実質的にはイエスマンに、、、。

まさしく似たような環境下におかれているような人
結構いるんじゃないですかね?
ここ最近の企業は利益主義、効率主義の名のもとに
潤滑なコミュニケーションや個人の尊重などはないがしろ
にされる傾向があるのではないかと思います。

毎月の給料の為に、家族の為に、明日の為に、
イエスマンにならざる状況っていうのは確かにあります。

手を握りしめてじっと耐える。耐える。耐える。
でも、こころの中では、ほとんど人格を無視されたことへの
怒りも溜め込んでしまっているのも事実。

そんなどうしようもない憤りを感じてしまったときに
すこしほっとする絵本。「オレ・ダレ」をおすすめします。

暗闇の中に、現れるなぞの黒い影。
みんなそれぞれ、違う形をしていて、オレダレだ?っと聞いてきます。
キリンやゾウやコウモリや、アフリカの大地に住んでいるような動物たち
の夜をコミカルにイラストタッチで表現しています。

このタイトルにもあるような「オレ・ダレ」というのは
まさしく、イエスマンになってしまっている自分と重なるのでは
ないでしょうか?

オレ・アルフレッド、、、
オレ・○○○、、、

と本当は言いたいのではないでしょうか?
この絵本を見て、客観的に自分を捉えてみるのはどうでしょう?

チーターは
オレ、はしるのがはやい。たぶん、せかいでいちばん。
と自分の特徴を言い放ちます。

じゃあ、、、自分の場合は、、、
オレ、○○するのがいちばんうまい。たぶん、せかいでいちばん、、、。

ヒント:おそらく、自分のいいところを一番しっているのは自分なんだと思います。

(ぼく ねむれないよ!),ミレイユ・ダランセ,あおやぎひでゆき|こどもが眠れないと言っている時におすすめの絵本

ぼくねれない1

子供がどうしても寝つけない。

そんなことをテーマにした本がこちらの

「ぼく ねむれないよ!」になります。

外でおもいっきり遊んだ後とかであれば、ベッドにバタンキュー

でしょうが、一日、雨降りだとしたら夜まで

ストレス持ちこしちゃいますよね。

この「ぼく ねむれないよ|」はおそらく作者の意図でしょうが、

お母さんが出てきません。

ある夜の息子と父親のコミュニケーションが描かれいます。

こどもが、ソファに座って新聞を読んでいる父親に

「ぼく どうしたらねむれるの?」と聞きます。

そして、父親が「ベッドにもどってひつじをかぞえてごらん」

っと続けます。

そしてひつじを数えるのですが、14匹までしか自分の部屋に

ひつじが入らないことを知り、さらにねむけはどこかにいって

しまい、父親にどうしたら眠れるのかふたたび尋ねます。

こんなやりとりが続いていきます。

父親は疲れていながらも、いちいち応えてくれます。

結構、2回目以降の子供の問いかけには、こーしてごらん、あーして

ごらんと言うのは難しいものなんですよね。

親子とはいえども、コミュニケーションのあり方を教えて

くれるようにも、アルフレッドは感じました。

作者のミレイユ・ダランセはフランスで絵本を創作している方

だけあって、どことなくサビィニャックの色遣いや絵のタッチに

通じるところがあるように思います。ひじょうにイラスト的でも

あり、1ページ、1ページのイラストをそのままカレンダーにして

もいいくらいですね。

ヒント:たとえ体を使わなかったとしても、想像力をたくさんするだけでも疲れちゃうと思います。子供でも大人でも疲れたら寝ちゃうんですよね。